クォーツガラスコーティングのガラス膜は完全無機質です

これと同様に、クォーツガラスコーティングのガラス膜も、これらの外的要因によって劣化する事がほとんどないため、長期間にわたって汚れやサビなどから対象物を保護し続ける事が出来るのです。

クォーツガラスコーティングは、発売開始から20年近くが経った今でもガラスコーティングのトップブランドとして人気を誇る無機ガラスコーティングです。ガラスコーティングの先駆的存在であり、長期にわたり多くのユーザーに支持されていることは、その実力を証明するものと言えます。特徴は何と言っても本物のガラス膜を形成することです。劣化が少ないガラス膜により、高い防汚効果を発揮します。

クォーツガラスコーティング塗布後は空気中の水分と化学反応を起こし劣化の少ない無機質の石英ガラス(SiO2)の膜に変化していきます。
完全硬化までに数週間を要しますので、施工仕上げ段階ではクォーツガラスコーティングへの保護材も塗り込み納車いたします。
一時的な仕上げ保護剤が落ちた後は水を弾かない弱親水性ボディに変化させ、水玉に巻き込む汚れは付きにくくなります。
ガラス被膜上に付着する汚れは水洗いだけで落としやすくなります。

クォーツガラスコーティングの施工料金は決して安いものではございません。施工が誰にでもできる簡単なものでもなく一台一台の施工に当たってQuartzの性能を最大に引き出すために責任を持って慎重に作業を進めています。
コストや作業時間の軽減を追求するコーティングではないことをご了承ください。

特徴1防汚性 撥水効果を発揮する油成分の溶剤とは異なり、無機質のガラス膜で撥水しないボディを作り出します。 親水効果に優れるガラスを利用しているので油性の汚れは寄せ付けにくく、 仮に汚れが付いても簡単に水で汚れを洗い落とすことができます。特徴2表面硬度 ワックスや表面の軟らかいコーティングは油汚れが吸収され水垢などの原因となります。 クォーツガラスコーティングは最先端の表面硬度測定法で一般的なコーティングの約15倍の硬さであると実証されており、 表面の汚れが入り込みません。特徴3耐久性 有機物を含むコーティング膜と比較すると、無機質の石英ガラス膜は劣化せず圧倒的な耐久性があり、 長期にわたってボディを入り込もうとする汚れから守ります。 親水性塗膜ですから都市型の油性の汚れは寄せ付けず、 付着しやすい水性の汚れは水で洗い流すだけのお手入れの簡単なボディにします。

クォーツガラスコーティングのガラス膜は完全無機質です。例えば、野外に放置されたスクラップ車両を思い浮かべて下さい。時間の経過とともに、雨や紫外線などによって、塗装は色あせ、ボディは錆び、プラスティックやゴムのパーツは劣化していきます。しかし、ウインドウガラスは汚れることはあっても、いつまでも劣化することなく存在し続けます。これはガラスが無機質だからであり、水分、紫外線、熱、酸やアルカリ、塩分などの外的要因によって、劣化や変質をしないからです。

クォーツガラスコーティングはパーヒドロポリシラザン(完全無機質)を利用した自動車ボディ専用のガラスコーティングです。
2000年発売開始以来、『防汚性能』『持続耐久性』を追求したコーティングコンセプトはそのままに、施工工程で使用する施工溶剤や施工工程を確立することでクォーツガラスコーティングとして更に高いコーティング効果を安定発揮させることが可能となりました。

クォーツガラスコーティングのひとつの特徴に、スプレーガンによる塗布も可能という点が挙げられます。このため、例えばフロントグリル周りや、オートバイのエンジン周辺など、形状の細かく入り組んだような部位にも隅々まで均一に施工することが出来ます。

クォーツガラスコーティングを施工した表面は「親水性」という性質を帯びます。これは撥水性とは逆の、水と馴染む性質の事です。水と馴染むという事は、言い換えれば油ははじくという事です。つまり、クォーツガラスコーティングを施したボディ表面は、油性の汚れを寄せ付けにくい状態となり、また付着したとしても、それは表面的に乗っているだけに過ぎないので、水で流すだけで簡単に落とす事が出来るようになるのです。

クォーツガラスコーティングは、スチール・アルミ・FRP・ウレタン・ゴム…など、どのような素材にも高い密着性を発揮し、施工対象を選びません。また、この密着性に加え、形成されるガラス膜が極めて薄いものである為、伸縮に耐えうる柔軟性も有しており、オートバイのシートなどにも施工する事が出来ます。

お客さまがガラスコーティングを比較すべきポイントとして、成分が有機溶剤か無機溶剤かが上げられます。
お客さまがガラスコーティングを比較する時に、艶出しと撥水を目的としたフッ素やシリコンを用いた油性分の撥水コーティングか完全無機成分を利用するクォーツガラスコーティングかでは大きな違いがあります。

ワックスやポリマー、ガラス系を含む出回っているほとんど簡易コーティングは、無機のクォーツガラスコーティングと比較すると紫外線や酸性雨などによる劣化の早さは避けられません。
クォーツガラスコーティングはコーティング自体のツヤや膜厚感は少なくなりますが、紫外線劣化は少なく、酸にも強いため圧倒的な耐久力が特徴となります。